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2019年3月12日 (火)

8年目の3.11 〜その4〜

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手つかずの状態で残され、公開された貴重な施設がオープンしました。

「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」です。

生々しく、これほどにまで当時のままの姿で残された施設。

校舎に流された車をはじめ、そのままのものが見学できます。

伝承館に展示された写真や映像と、気仙沼向洋高校舎を見学できます。

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ガイドをしていただきながら見学することも可能です。

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8年が経ちました。

震災を忘れよう、乗り越えようと戦っておられる方がおられる中で

このような遺構を残すことは、本当に難しい問題があることを

決して忘れてはなりません。

残された遺構施設、風化という事態は決して起こしてはいけません。

この施設がオープンした3月10日に伺いましたが、

テレビなどのメディアを含め、本当に多くの方がおられました。

しかし、その状況はすぐになくなってしまう。

でも、この施設は本当に貴重なものです。

世界的に見ても、津波の脅威をここまで生々しく

知ることができる施設があるでしょうか。

人生は1度「きり」です。

巻き戻しも、取り返しもできません。

そのことを日々意識して過ごすこと、今日を精一杯に生きること、

自分を愛し、人を愛して生きること、

好きだ、ありがとう、出会えてよかった・・・

恥ずかしいようなことを生きている何気ないときに伝えられること。

生きていなきゃできないことが、本当に多い。

遠慮したり、恥ずかしがったり、モジモジしている場合ではないということ。

「今」、このときを生きる。

尊い命をもらって、出会って、たくさんの人に囲まれて生きています。

そんなことを考える日が毎年、1日くらいあったって良い。

本当は毎日、そう考えるべきだと思います。

日本人に限らず、地球に暮らすならば、見ておくべき施設です。

そう思うと、この施設は毎日たくさんの人が日本に限らず世界中から訪れる。

そんな光景があっても不思議ではないのです。

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結局最後は、鉄道とか交通系の締めになりますが

人の流れが確保されないといけないということです。

場所が存在していても、そこへ行ける手段がなければ

行くことができないは然り、そこに暮らすことができなくなるということです。

街が活性化することに、人の流れを作ることは不可欠です。

だから本数を減らしちゃいけないんです。

車内販売がどんどん撤退していたりもしますが、

あれだって、利用者を減らす要因になりかねません。

経費と投資を間違えてはいけない。

便利を確保するためのお金は投資です。

それを経費と考えてしまうと、じゃあ無くしたほうが良い

ということになってしまいます。

これから、震災後10年の被災地がどう進んでいるか。

オリンピックをするタイミングだったのか、

結果は誰にもわかりません。

ですが、東日本大震災をはじめとして

弱者が優しく暮らせる形をつくっていってほしいと願う、

今年の3.11、被災地での時間でした。

(おわり)

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