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2018年2月27日 (火)

SENSEKI Line, NOBIRU Station.

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仙石線は、あおば通駅(宮城県仙台市)〜石巻駅(同県石巻市)を結ぶ

路線距離49km、駅数33の路線です。

49kmに対して、33の駅数はとても多いです。

これは仙石線の前身が宮城電気鉄道という会社であり

この鉄道会社が開通させたことに由来します。

この仙石線は日本で初めての営業用の地下路線でもあります。

2011年3月11日、東日本大震災で被災し長らく不通区間を残していましたが

部分開通の期間を経て、特に被害の大きかった

高城町〜陸前小野間の線路・駅移設や復旧が整い

2015年5月30日(土)、およそ4年ぶりに全線での運転を再開しました。

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野蒜駅も、移設された駅のひとつ。

海を見下ろす高台に新駅舎があります。

線路は約500m内陸に移設されました。

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こちらは2011年3月11日、2時46分までの、野蒜駅。

現在は震災遺構として、当時の姿のままホームが保存されています。

駅舎だった建物はリフォームされ、1階にはコンビニエンスストアが併設された

東松島市震災復興伝承館として

当時の状況や野蒜駅付近のことを学ぶことができます。

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看板や柱、レールまでが残されており、不自然に曲がったレールが

自然災害の凄まじさを物語ります。

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駅名標も当時のまま、しっかりと残されており

根こそぎ抉られている柱など、随所に見られる大きすぎた自然の力の痕跡に

「命」というものを考えます。

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ほぼ同じ位置で、高台に移設された野蒜駅です。

それまでの駅越しに、新しい駅を望みます。

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青空のもと、真新しいホーム。

海や大空、爽やかに晴れわたり、澄んだ色をしています。

しかし、この自然を人間は超えることは、おそらくできません。

計り知ることができません。

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ゆっくり、丁寧に、寄り添って。

人がつくる。再び。

建物が出来上がれば、完成というわけではないように感じます。

そこには人がいて、気持ちがあります。

果てない想いがあります。

そこに、寄り添うこと。

この丁寧な、想いある姿。

あたたかな街が動き出す一歩になると信じています。

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